• January 17, 2022

資産形成 〜 2021年振り返り

今週末(1月15日〜)のニューヨークは極寒で、最低気温が摂氏マイナス10度を下回りました...。雪も降っています。 さて、私の年始の恒例行事になっているのですが、昨年(2021年)一年間の自分の財務諸表のようなものを作成し、家計や資産形成の状況を振り返ってみました。具体的には、一年間の収入・支出・貯蓄・資産運用益(Income Statement)や、年末時点の純資産額(Balance Sheet)をまとめました。 ちょうど一年前にも、「資産形成〜2020年振り返り&FIREへの道」で同じ作業について書きました。これをブログで公開する目的は何なの?と言われそうですが(苦笑)、コロナ禍で先行きの不安が募る中、資産形成は私が特に真剣に取り組んでいることのひとつであり、もし自分が誰かのお役に立てるような情報を共有・発信できるとすれば、こういう内容ではないかな?と思ったからです。 また、FIRE(Financial Independence Retire Early)を目標にしているので、それまでの過程を記しておくことで、自分用の記録としてだけではなく、同じ目標を持つ方々にとっても参考になればいいなと思っています。有名な投資系のブロガーやYouTuberのように具体的な資産額を公表している訳ではないので、どこまで参考になるかは謎ですが...。その辺(公表度合い)も追々考えていきたいです。 家計(貯蓄) 2021年にはアメリカで経済活動の再開が本格化し、私の生活も通常モードに戻り始めたので、その分支出は2020年より増えました。 外食する機会も増え、食費(交際費を含む)は2020年より増えましたが、コロナ前と比べるとまだ低い水準です。その他の生活費では、通信(ネットやスマホ)費やジム会費などがインフレの影響を受けて上がりました。 また、久々にアメリカ国内を旅行したので、旅費にも若干費やしました。海外旅行には行きませんでしたが、今年こそ遠くへ旅したいものです。 一方、収入面では、2020年に会社の業績不振でボーナスも出なかった反動か、2021年には幸いなことに給与が増え、ボーナスも復活しました。 結果として、2021年を通じて貯蓄(=収入−支出)は順調に増えました。私の年間の貯蓄率(=貯蓄額/可処分所得)は約55%でした。私は、ニューヨークにせっか住んでいるのに何やってるの〜?と言われるくらい、慎ましやかな生活をしています...。 そして、貯蓄した分の約75%を投資に回しました。日本と同じく、アメリカでも銀行の預金金利はほぼゼロなので、もっと投資に回しても良かったように思います。投資に関しては以下で詳しく書いています。 コロナ禍が続く中、失業や収入減で家計が苦しい状態の人も多いでしょう。物価のインフレも家計にとっては悪影響です。その一方、アメリカ国内では物価と共に賃金も上昇傾向なので、家計の面で良い年だったという人も結構いるのではないかと感じています。 株式投資 2021年のアメリカの株式市場は、前年からの勢いを持続し全般的には上昇基調でした。以下は、アメリカの主要株式インデックスの一年間の変動を示すグラフです。 グラフの青がS&P […]

  • January 10, 2022

オミクロン旋風 ! 〜 年始のニューヨーク

2022年が明けました!新年が皆さんにとって素晴らしい一年になりますように。 昨年末から世界中で猛威を振るっている新型コロナウィルスの「オミクロン株」。ニューヨークでも、12月に入って新型コロナ(特にオミクロン株)の新規感染者が急増しています。 1月になってから、6日にニューヨーク州の感染者数がピークアウトした可能性があるとの報道があったものの、8日にはまた新規感染者数が過去最多になったというニュースもあり、予断を許さない状況となっています。 オミクロン株については、感染力は非常に強いが、デルタ株より弱毒で重症化のリスクは低いとよく言われています。普通の風邪と変わらないのでは?と言う人もいます。ただ、ここ1ヶ月で感染者数が急増しているので、いくら重症化率が低いとは言え、入院者数が増えており、医療現場への負担も大きくなっているようです。 ニューヨーク市での最新の新型コロナ新規感染者数、入院者数、死者数の推移は以下のサイトで確認することができます。 https://www1.nyc.gov/site/doh/covid/covid-19-data.page ニューヨーク市では、2020年春の感染初期の惨状を乗り越えて以降、比較的うまくコロナをコントロールしていると言われていましたが、2021年12月の爆発的な感染者数の増え方がデータから読み取れます。 ニューヨーク市在住の方は分かると思いますが、11月のサンクスギビングから12月のクリスマスまでのホリデーシーズンには、多くの観光客が街中に溢れていました。市民の多くも、通常モードに戻りつつあるような感覚で生活していたと思います。なので、こういう感染状況になるのはある意味避けられなかったように思えます。 年末が近づくに連れ、街中のあちこちにあるコロナ検査場に、検査を受ける人達の長蛇の列ができていました。ホリデーの帰省や旅行を控えて、感染していないか確かめたい人がたくさんいたのでしょう。私はその長い列を見ながら、寒い中で順番を待っている間に風邪かコロナにかかってしまうのではないか、と正直心配になるほどでした。 また、私の友達や知り合いにも、年末年始にかけてコロナ(オミクロン株かどうかは分かりませんが)に感染してしまった人がちらほらいます。 今はホリデーシーズンが終わり、街中の様子も落ち着き始めていると共に、再度コロナに対して慎重になるよう注意喚起されているので、このまま感染が本当にピークアウトするのか(ワクチンの普及と感染拡大によって集団免疫を獲得した状態になるのか)、状況を見守りたいと思います。 新型コロナ感染者が急増する中、3回目のコロナワクチンの接種、つまりブースター接種が推奨されています。 ニューヨーク市では、年末〜大晦日までに市の運営する接種会場でブースター接種を受けた場合、100ドルがもらえるという奨励策も実施されました。 私自身、この100ドルに惹かれたという訳ではありませんが...、クリスマスイブにブースター接種を受けてきました。私が接種した場所は、マンハッタンのアッパーウェストサイドにあるAmerican Museum of Natural History (自然史博物館)でした。 まさか、恐竜の化石とかに囲まれてワクチンを接種するのだろうか...などと想像しましたが、もちろん博物館の展示スペースとは別の場所にワクチン接種会場が設置されていました。私は事前予約して行きましたが、Walk-inの接種希望者も受け付けており、長い列が出来ていました。予約があっても1時間くらい待ったので、Walk-inの人達はかなり待つ必要があったのではないでしょうか。 […]

  • December 29, 2021

「トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団」の公演鑑賞

お友達のご招待で「トロカデロ・デ・モンテカルロ」というバレエ団の公演を観に行きました。 男性のバレエダンサーのみで構成され、チュチュを着て女性のパートも踊るというコメディ・バレエ団です。本拠地はニューヨークのようですが、世界中で公演を行っているとのこと。私は今回が初鑑賞でした。 思い返せば、まだ日本に住んでいたとき、外国人の大きな男性が女装して面白おかしくバレエを踊る公演のテレビコマーシャルを観た記憶があります。それが同じバレエ団だとすると、かなり古い歴史があるのでしょう。 1. 基本情報 バレエ団:Les Ballets Trockadero de Monte Carlo 劇場:Joyce Theater (175 8th Ave, New York, NY) 観劇日時:12月16日(木)午後8時 […]

  • December 20, 2021

ミュージカル「ティナ」鑑賞

コロナ禍以降で初めてブロードウェイミュージカルを観に行きました。以前(2019年9月)ブログに書いた「Dear Evan Hansen」以来約2年ぶりです! 9月にブロードウェイの劇場が順次再開し、何か観に行きたいと思いつつ時が過ぎていきましたが、友達の提案で歌手ティナ・ターナーの半生を描いたミュージカル「ティナ 」を観ることにしました。 このミュージカルは、2018年にロンドンのウェストエンドで始まって人気になり、2019年11月にニューヨークへやって来たようです。正直、ティナ・ターナーの曲で私が知っているのは2、3曲程度でしたが、レビューを見るとかなり良い評判で期待も高まりました。 私が観に行ったのは12月4日の公演でした。当日は、劇場への入場前に並んでワクチンの接種証明(スマホのアプリ画面もしくは接種証明カード)とIDを係員に提示し、入場後別の係員にチケットを提示するという流れでした。劇場内では常時マスクを着用する必要がありました。 このブログを書いている現在(12月20日)、出演者がコロナに感染して公演がキャンセルになったことでも話題になっています。(私の回はキャンセルにならなくて良かった...) 1. 基本情報 作品名:Tina (The Tina Turner Musical)脚本:Katori Hall, Frank Ketelaar, Kees Prins監督:Phyllida […]

  • November 20, 2021

噂の二人、ニューヨークへ …

 ここ数年ずっと日本のメディアを騒がせてきた、M子様とK室氏。この度お二人は晴れて結婚され、一緒にニューヨークへやって来られたようです。  日本ではその一挙手一投足を報じられ、心休まる暇もなかったであろうお二人。ニューヨークに到着しても、早々に英国や現地のメディアから新居の具体的な情報を報じられており、人目を気にせずゆっくりすることもできないのか、と正直気の毒に感じます。  M子様&K室氏の件以降、ニューヨークの事情について知ったり、ニューヨークの地理に詳しくなったりした日本人も多いのではないでしょうか。私も日本の家族・友人から「二人のことはニューヨークで話題になってる?」とか「ニューヨークってそんなに物価が高いの?」とか、よく聞かれます。  お二人の結婚に関する報道やネットの反応を見ながら、ニューヨーク在住の日本人として私が感じたことを率直に書きたいと思います。 1. 住居  お二人の結婚が決まってから、新居はマンハッタンのUpper West Sideというエリアの高級アパートメント(ちなみに、アメリカでマンションとかタワマンという言葉は通用しません)らしい、という噂がありました。Upper West Sideはセントラル・パークの西側にあり、比較的落ち着いて治安も良いと言われ、K室氏が法律を勉強したフォーダム大学もそのエリア内(南端)なので、確かに可能性は高そうだと思いました。  しかし、ニューヨーク到着後の最新報道によれば、新居はHell’s Kitchenというエリアにある高級賃貸アパートになったようです。Hell’s KitchenはUpper West Sideの南側に隣接するエリアなので、当初噂されていたのとそれ程異なる訳ではありません。  Hell’s Kitchenを直訳すると「地獄の台所!」なので、物騒な名前に聞こえますが、かなり前は実際治安の悪いエリアだったものの、21世紀以降は治安が改善され、地域の開発も進んで、お二人が住むような高級賃貸物件も増えてきているようです。  また、Hell’s Kitchenは近年ゲイの集まる地域としてよく知られています。多くのゲイバーがあり、LGBTの在住者もとても多いです。お二人の新居はかなりハドソン・リバーに近い場所のようで、ゲイバー等が集まる喧騒の通りからは若干離れていますが、K室氏が新居からMidtownの職場まで歩いて通勤するのであれば、ゲイエリアを通過することになるでしょう。だから何ということもないのですけど(笑)。 […]

  • November 14, 2021

バレエ「ジゼル」鑑賞

1ヶ月ほど前のことになりますが、10月にAmerican Ballet Theater (ABT)によるバレエ「ジゼル」を観に行きました。 ちなみに、私はコロナ禍の前に年1、2回くらいバレエを観に行っていた程度で、バレエに関する詳しい知識は全くありません。あくまで素人視点の鑑賞記となります。 公演が行われたDavid H. Koch Theaterは、メトロポリタン・オペラハウスと同じリンカーン・センターの敷地内にあります。規模はメットより少し小さいですが、とても美しい劇場です。 現在ニューヨーク市では、屋内で観劇をする際、コロナワクチンの接種証明を提示すること、劇場内でマスクを着用することが必須になっています。今回入場する際には、まずスマホにダウンロードしたワクチン接種証明のアプリ画面(もしくは接種証明カード)とID(免許証など)を係員に提示し、入場してから別の係員にチケットを提示する(スマホにダウンロードしたチケットのバーコードを読み取ってもらう)という流れでした。 1. 基本情報 作品名:Giselle(ジゼル)作曲:Adolphe Adam(アドルフ・アダン)振付:Jean Coralli & Jules Perrot(ジャン・コラーリとジュール・ペロー) 観劇日時:2021年10月22日 午後7:30 […]

  • November 12, 2021

「ラ・ボエーム」in メトロポリタン・オペラ

ニューヨーク市では、ブロードウェイミュージカル等のエンターテインメントが9月以降に続々と再開しています。 私も、コロナ禍になって以降初めてメトロポリタン・オペラ(メット)へ行きました。観たのはプッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」。定番の人気作なので、オペラについて詳しくない人でも名前くらいは聞いたことあるのではないでしょうか。 オペラなど観たことのなかった若い頃の私にとって、「ラ・ボエーム」と言えば、大好きだった中森明菜の大ヒットシングル「DESIRE」のB面曲のタイトル!(当初はA面になる予定だったとか。)また、「ボエーム」とはボヘミアン(自由奔放な生き方をする人達のこと)のフランス語らしく、葛城ユキが歌っていた「ボヘミアン」という曲も思い出します。が、オペラ「ラ・ボエーム」はそういった80年代のヒット曲とは全く違った趣で(当たり前)、美しくも悲しいラブストーリーがロマンチックな音楽に乗せて綴られます。 数年前に最初に観た「ラ・ボエーム」が素晴らしく印象に残っているので、メットが再開したら絶対また観たいと思っていました。 なお、メットへ入場する際はまずワクチン接種証明のアプリ画面(もしくは接種証明カード)とIDを係員に提示し、入場してからチケットを別の係員に見せる(バーコードを読み取る)という段取りでした。ニューヨークでは観劇をする際にワクチン接種証明が必須になっています。また、劇場内では常時マスクを着用する必要があります。 1. 基本情報 作品名:La Bohème(ラ・ボエーム)作曲:Giacomo Puccini(ジャコモ・プッチーニ)演出:Franco Zeffirelli (フランコ・ゼッフィレッリ) 観劇日時:2021年11月9日 午後7:00 〜 10:00(4幕、30分休憩2回含む) 劇場:Metropolitan Opera (30 Lincoln […]

  • August 18, 2021

夏のシアトル旅行

夏休みにアメリカ西海岸のシアトルへ旅行してきました。(8月9日〜8月13日) なぜシアトルかと言うと...、本当は海外に行きたいのですが、渡航時のコロナ検査(陰性証明)や自主隔離の規定が国毎に異なり、そのルールも随時変わるなど不安要素が色々あるので、今年は海外は諦め、アメリカ国内で何となく涼しそうな?街を選びました。 ちょうど8月9日から、ワクチン接種が済んだアメリカ市民・永住者を対象に、カナダ・アメリカ間の国境が再開されたので、シアトルからカナダのバンクーバー(鉄道やバスで片道3〜4時間)にも足を伸ばそうかと考えたのですが、残念ながら私が滞在していた時点で国境を超える公共交通機関は再開していませんでした。 という訳で、シアトルに滞在した1週間。期待に反して、滞在中のシアトルはすごく暑かったです!一応有名な観光スポットには行ってきたので、簡単に紹介します。 シアトルの観光地 シアトルの観光というとだいたい一番に出てくるのが「Pike Place Market」。ダウンタウンから海側(西)に歩いていくとすぐの場所です。 魚を放り投げる魚市場とか、有名なクラムチャウダー屋さん(Pike Place Chowder)とかがあります。その他にも人気のドーナツ屋、ピロシキ屋(!)など色々ひしめいていて、小腹を満たすのに良い場所です。 そして、ここには言わずと知れたスターバックスの第1号店があります。驚くほど小さな店で、店内に座るスペースはありません。ほとんどの客は、この店限定のマグカップやタンブラー等のグッズを目当てに来ていて、ついでに飲み物を買っているみたいでした。暑い中、長い行列が出来ていました...。私もここでお土産を物色。 さらに、シアトルにはスタバの高級バージョンの「Starbucks Reserve Roastery」もあります。高級コーヒー豆でできたコーヒーを楽しめる他、ベーカリーで焼きたてのパン・軽食・デザートも食べられます。(東京にもあるようですね。)私はランチの時間帯に行きましたが、ここでも入場の長い列が出来ていました。 とっても美しいワシントン大学(UW)のキャンパスにも行ってみました。ダウンタウンからLink Light Railという電車に乗って2駅で着きます。夏休みなのでキャンパス内は閑散としていました。ここには、「最も絵になるアメリカの大学キャンパス内の噴水」と「アメリカで最も美しい図書館」があります。(どうやって決めたのか...) キャンパスを歩いていると、年甲斐もなくまた学生をやってみたいなぁ、という気分にさせてくれます。 ベインブリッジ島 […]

  • August 16, 2021

残暑お見舞い 〜 ニューヨークより

前回の投稿が6月頭で、2ヶ月以上が経過してしまいました...。個人的に書くネタがなかったというのが本音ですが、ダラダラ過ごすうちに毎日がすごい速さで過ぎていきました(涙)。 前回のブログでは、ニューヨークでコロナワクチンの接種が完了した人に対してマスク着用の義務が(一部施設を除き)解除されたことを紹介していました。あれから、街中ではマスクを着けずに歩いている人がかなり増えました。地下鉄やバスでは今でもマスクを着けることになっていますが、実際には着けていない人もちらほら見かけます。 レストラン 屋内での飲食も、ソーシャルディスタンスは維持するものの、キャパシティの制限もなくなり、コロナ前の賑わいを徐々に取り戻しつつあります。私の通うジムでもかなり人数が増えてきた印象で、マスクの義務もありません。 しかし、アメリカでもコロナのデルタ株の感染が拡大しています。 ニューヨーク市のデータによると、7月に入ったあたりからコロナの新規感染者数・入院者数ともに増加に転じています。幸い、死者数は比較的落ち着いているようです。 (ニューヨーク市での過去3ヶ月のコロナ感染者数等データ) https://www1.nyc.gov/site/doh/covid/covid-19-data.page#daily 現時点(8月15日現在)のニューヨーク市でのワクチンの接種状況は、最低1回接種した人が人口の62%、2回の接種を完了した人が56%となっています。6月以降あたりから接種率が伸び悩んでいるようです。 (ニューヨーク市でのワクチン接種状況のデータ) https://www1.nyc.gov/site/doh/covid/covid-19-data-vaccines.page 8月に入り、ニューヨーク州は、交通機関等の施設の職員に対しワクチン接種か定期コロナ検査を義務付けることになりました。また、バーやレストラン等の事業者に対して、全ての顧客にワクチンの接種証明を求めるように呼びかけました(義務化ではない)。 さらに、ニューヨーク「市」はより厳しく、全米で初めてレストラン等の屋内施設の顧客にワクチン接種証明の提示を義務付けることを発表しました。8月17日から段階的に開始され、9月13日からは強制となるようです。施設に入る際に、ワクチン接種の完了を証明するCDCのカード(紙)か、州・市によるスマホアプリを提示することになります。 コロナワクチンに抵抗がある人や反対する人は一定数いますから、こういった強い措置に対する反発もあります。スムーズに進むのか、その効果がどう出るのか、経過を見守っていく必要があります。 9月から再開することになっているブロードウェイのミュージカルでも、出演者や劇場スタッフ、観客に対して原則としてワクチン接種を義務付けることが発表されています。劇場内でのマスク着用も義務付けられます。 ブロードウェイミュージカルの再開に関しては、前売りチケットの売れ行きが芳しくないという心配なニュースもあります。「Hamilton」「Lion King」「Wicked」といった人気のミュージカルですら、チケット発売から2ヶ月経つのに最初の週でもかなりの残席があるとのこと。やはり、デルタ株の感染拡大など先が見えない中で、みんな買い控えているのか。また、ブロードウェイミュージカルの観客の多くを観光客が占めていることもあり、市街からの観光客がコロナ前の水準に戻るまでには時間がかかるという要因もあるようです。 With Hamilton, Lion […]

  • June 3, 2021

5月最後の週末 〜 復活するニューヨーク

早いもので5月が終わりました。5月31日(月)はMemorial Day(日本語では「戦没将兵追悼記念日」と訳されている)という祭日で、5月最後の週末は三連休でした。アメリカでは、このMemorial Dayから夏が始まると考えられています。 というのに、週末のニューヨークでは雨が断続的に降り続き、気温も摂氏10度を下回るような久々の寒さになりました。 さて、こちらではコロナ対策による各制限の解除が急速に進んでいます。ニューヨーク州では、米国疾病予防管理センター(CDC)による勧告を受け、5月19日よりコロナのワクチン接種完了者に対するマスク着用義務が解除されました。ただし、一部の施設(学校、公共交通機関、医療機関など)ではまだマスク着用が義務付けられています。 そもそも、コロナの感染拡大が深刻化するまではほとんど誰もマスクをしていなかった街。着用義務が解除されたことで、みんな一気にマスクを外すのかな?と思いきや、5月19日の時点ではまだ大半の人がマスクをして街中を歩いていました。バスや地下鉄に乗ったりする場合はマスクを着けないといけないし、まだワクチンを打っていない人だっているでしょう。 ただ、時間が経つに連れて、マスク無しの人の割合が徐々に増えているように感じます。 ワクチンの接種も進んでいます。これを書いている時点(6月2日)で、ニューヨーク市民全員(大人&子供)のうち51%が少なくとも一回ワクチンを接種していて、44%はワクチン接種を完了しています。大人だけに限れば、ワクチン接種完了者は54%に上り、過半数を超えています。 https://www1.nyc.gov/site/doh/covid/covid-19-data-vaccines.page 集団免疫を獲得するためにはワクチンの接種率が70%を超えなくてはならないということで、様々な「ワクチン接種推進キャンペーン」が実施されています。ヤンキースやメッツの野球場でワクチン接種を受けたファンに観戦チケットを配ったり、グランドセントラル駅などの構内の会場でワクチンを接種した人に地下鉄・バスの1週間乗り放題パスを配布したりしています。 さらには、ニューヨークを訪れている観光客に対しても無料でワクチン接種を始めていて、そのおかげで観光客も増えているとのことです。そのせいなのか分かりませんが、最近観光客をよく見かけるような気がします。 変異株の感染が広がる懸念、ワクチンが変異株に有効なのかという問題もありますが、市民生活の通常化の流れが逆行しないことを祈るばかりです。 5月上旬、リンカーン・センターの広場が人工芝で敷き詰められました。それ以来、大勢の人がここに集まってタムロしているのを見かけます。市民の新しい憩いの場所になったようです。私も気に入って、時々ここの芝生に座ってアイスコーヒーでも飲みながらボーッとしたりしています(笑)。人工芝なので、ゴロゴロしても服が汚れないのが良いです。 リンカーン・センターには、ニューヨーク交響楽団の本拠地であるDavid Geffin Hallや、メトロポリタン・オペラ歌劇場があります。どちらも新型コロナのために2020〜2021年シーズンは全公演がキャンセルになりました。 自分の知る限り、9月から始まる2021〜2022年シーズンに公演が再開するのかどうか、まだ正式な発表は出ていないと思いますが、完全復活を願っています。