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2022年12月

  • December 31, 2022

2022年振り返り〜年の瀬のニューヨーク

2022年が終わろうとしています。 いつも同じことを言っていますが、あっという間に一年が過ぎたようで、よくよく考えると色々なことがありました。この一年間のこと、特にブログ「2022年7月 〜 雑記」以降の出来事について、思いつくままに振り返ってみます。 新型コロナの現状 東京都の小池知事が、2022年を振り返り「コロナに明け暮れた1年」と言っていたそうです。様々なかたちでコロナ対策に尽力されている現場の方には頭が下がりますが、新型コロナ感染が始まってから約3年が経った今、「まだコロナ〜?」と言いたくもなります。 昨年末のニューヨーク市ではオミクロン株が急増して大変でしたが、以降は段々と落ち着き、今年の年末はコロナで大騒ぎという感じはないです。 一方で、インフルエンザやRSウィルスの感染者が急増しているとのニュースがあります。私は「RSウィルス」というのを初めて聞きましたが、風邪に似たウィルスのらしいものの、免疫の弱い幼児や高齢者は重症化する危険もあるとのこと。コロナもあわせて3つの感染症が同時に広まる「トリプルデミック」の危険も叫ばれています。 そういった状況を受けて、街中(地下鉄等)ではマスクをしている人が若干増えたと思います。とは言え、マスク着用は少数派です。 現在のニューヨーク市では、レストランや劇場に入る際にワクチン接種証明の提示を求められることはなく、屋内でマスク着用を求められる場所もほぼありません。(ある劇場ではマスク着用必須でしたが、劇場側で用意していました。) 12月のホリデーシーズンに入ってから、ミッドタウンは世界中からの観光客でいつも溢れ返っています。コロナ前の賑わいに戻った感じでしょうか。コロナ・インフル・RSウィルスのことを考えると、怖いくらいの人混みです。 ありがたいことに、私は(おそらく)コロナに一度も感染することもなく無事に一年を終えることができそうです。 様々な再開 私自身の中で今年一番の大きな再開は、コロナ禍が始まって以降で初めての海外旅行です。昨年も海外旅行をすることは可能でしたが、各国で異なる水際対策のために、わざわざリスクを犯して海外に行くことはしませんでした。 まず、8月には北欧のスウェーデン(ストックホルム)、デンマーク(コペンハーゲン)へ旅行しました。詳しいことは「北欧(スウェーデン・デンマーク)旅行」のブログに記しています。 さらに、9月には日本へ一時帰国しました。この旅行についても、出入国の状況を含めブログでお伝えしたかったのですが、先延ばしにしているうちに日本の水際対策もどんどん変わり、私が経験したことは役に立たなくなってしまいました...。が、以下で簡単にまとめています。 仕事の面では、今年5月頃から会社全体でオフィスへの通勤が再開されるようになりました。それまではオフィスに来たい人だけ来ていいよという感じだったのですが、以降は会社のマネジメントが週2回以上のオフィス通勤をかなり強いトーンで推奨しています。 マネジメントは「社内・社外で実際に人と会いネットワークを広げていくことが我々のビジネスの根幹であり、各自のキャリア形成にも重要」といったことを説いています。確かにそれは大事だと思いますが、若い社員(特にコロナ以降に入社してリモートワークしか知らないような人)にはあまりピンと来ていないように感じます。 ネットやSNSが普及し、リモートワークが当たり前になった現在、従来の常識がどこまで通用するのかは疑問です。若い世代には、これまでと全く違ったビジネスのあり方やキャリアの築き方が広がっていくかもしれませんね。 あとは個人的なことですが、私が所属しているコーラスの活動がようやく本格的に再開しました。コーラスのメンバーもコロナ前から随分変わりましたが、5月と12月にコンサートを開催し、その他にも色々なイベントで歌うことができました。 […]

  • December 28, 2022

オペラ「 リゴレット」鑑賞

オペラは毎年秋(9月)に新しいシーズンが始まりますが、私の今シーズン最初のオペラとして「リゴレット」を観に行きました。「リゴレット」はイタリアを代表するオペラ作曲家ヴェルディによる作品で、「椿姫」「アイーダ」などと並ぶ彼の代表作と言われています。 とは言え、オペラにある程度詳しい人ならともかく、オペラをよく知らない人にとって「リゴレット」という名前はあまり耳馴染みがないのでは?と思います。私自身、ニューヨークに来てオペラを観るようになるまで聞いたことがありませんでした。 ただ、この「リゴレット」には非常に有名な「女は気まぐれ(女心の歌)」という歌があります。昔からコマーシャル等で頻繁に使われてきたので、聞いたことのない人はいないのではないでしょうか。(ちなみに、私が初めてこの曲を聞いたのは、マットか何かのCMでした...) 知っている曲がひとつあるだけでも、オペラ鑑賞への期待は膨らみます。 1. 基本情報 2. あらすじ 舞台は 16世紀、イタリアのマントヴァ。主な登場人物は、マントヴァ公爵、公爵に仕える道化師リゴレット、リゴレットの娘ジルダ、そして殺し屋スパラフチーレ。以下、簡略化したあらすじです。 第1幕 女好きのマントヴァ公爵は、女性を次から次に弄ぶが、最近見かける若い娘のことが気になっている。娘の後をつけた公爵は、それが自分に仕えるリゴレットの娘ジルダだと知る。リゴレットはジルダを愛するあまり、外出もさせないようにしていた。が、リゴレットの留守中に公爵がジルダの前に現れ、うぶなジルダを口説いてとりこにする。 一方、公爵の廷臣達はジルダをリゴレットの愛人と勘違いしており、ジルダを公爵に献呈しようと計画し、リゴレット宅に集結してジルダを誘拐してしまう。 第2幕 廷臣達がジルダを公爵の寝室に連れてくると、公爵は喜んで寝室へ入る。そこへリゴレットも登場し、「娘を返せ!」と探し回る。廷臣達は、ジルダがリゴレットの愛人ではなく娘だったことに驚く。 寝室から逃げ出したジルダは、リゴレットと再会してこれまでの経緯をすべて話すが、公爵への想いが変わらないことも伝える。リゴレットは公爵への復讐を誓う。 第3幕 殺し屋スパラフチーレの宿屋。そこで公爵は、女はみな気まぐれと歌いながら、スパラフチーレの妹マッダレーナを口説く。宿屋の外でそれを聞いたジルダは絶望する。リゴレットはジルダを慰め、男装してヴェローナへ向かうように言う。 リゴレットはスパラフチーレに公爵の殺害を依頼する。ところが、まだ公爵に惚れているジルダは自分が身代わりに殺されることを決心し、男装のまま宿屋を訪れる。 リゴレットはスパラフチーレから公爵の死体が入った袋を受け取る。袋を川へ捨てようとした時、遠くから公爵が「女は気まぐれ」と歌う声が聞こえ、驚いたリゴレットが袋を開けると、中には瀕死のジルダがいる。ジルダは、愛する人の身代わりなったことを父に告げ、息絶える。 […]

  • December 26, 2022

バレエ「くるみ割り人形」鑑賞

かなり久しぶりの投稿になりますが、皆さん楽しいクリスマスを過ごされたでしょうか? このホリデーシーズンに恒例のバレエ「くるみ割り人形(the Nutcracker)」を観に行ってきました。New York City Balletによる公演でした。 あらゆるバレエの中で最も人気のある演目なだけに、12月を通してかなりの公演回数があるにも関わらず、チケットの価格は他のバレエに比べ高くなっていました。私が行った当日はほぼ満員で、会場にはたくさんの家族連れが来ていました。 毎年公演されているのを知りながら、私はこれまで「くるみ割り人形」を観たことがありませんでした。ただ、有名な音楽のオンパレードであることは知っていたので、始まる前からとてもワクワクしていました。(昔、石川ひとみの歌に「くるみ割り人形」というのがありましたよね〜笑) ところで、最近また新型コロナが再拡大しているとようですが、会場に入場する際にコロナワクチン接種証明の提示は不要になっており、マスク着用も必須ではありませんでした。この辺は会場によっても異なり、コロナの状況次第で変わってきそうです。 1. 基本情報 作品名:The Nutcracker(くるみ割り人形)作曲: Peter Ilyich Tchaikovsky(ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー)振付:George Balanchine(ジョージ・バランシン) 観劇日時:2022年12月4日 午後5:00 〜 7:30(2幕、休憩1回) […]