ミュージカル「Gotta Dance!」鑑賞

 
 

オフ・ブロードウェイ(Off-Broadway)のミュージカル「Gotta Dance!」を観ました。

ちなみに、オフ・ブロードウェイとはニューヨークの比較的小規模な劇場(100〜499席)で上演される演劇やミュージカルのことを指します。500席以上の劇場での公演はオン・ブロードウェイ(On-Broadway)と呼ばれます。

「Gotta Dance!」は、過去の名作ミュージカル(ブロードウェイや映画)からの様々なダンスシーンをオムニバス形式で披露するショーになっています。2026年3月から公演が始まっています。


私は色々なショーを観るようにしていますが、最近は特にダンスパフォーマンスが大好きで、ブログでは紹介していませんが、バレエやモダン・コンテンポラリー系のダンスもよく観に行っています。このショーについてもコマーシャルを見たときから興味を持っていました。


1. 基本情報

作品名:Gotta Dance!
監督:Nikki Feirt Atkins & Randy Skinner

劇場:Stage 42 (422 West 42nd Street)
観劇日時:2026年5月8日 午後7:30〜9:00(休憩1回)


Stage 42は、2002年にリトル・シューベルト劇場という名前で建設され、499席を収容します。ニューヨークで最初に建設されたオフ・ブロードウェイ劇場とのことです。比較的小さな劇場ながらもステージが広目で、どの客席からもステージがよく見えそうでした。


2. あらすじ

過去のミュージカル作品から様々なダンスシーンを集めた形式になっているので、ストーリーは特にありません。

代表的なところでは、「雨に唄えば」から”Broadway Melody”と”Moses Supposes”、「ウエスト・サイド物語」から”Cool”、「コーラスライン」から”The Music and the Mirror”と”One”のダンスと歌が披露されます。その他、「Gypsy」「Contact」「Pippin」「パリのアメリカ人」等のダンスシーンもあります。

3. 感想

音楽・ダンス

比較的よく知られている曲のダンス&歌唱シーンが次々に披露されます。観劇後、様々なミュージカルを一気見したような満足した気分になりました。

「雨に唄えば」”Broadway Melody”で始まり(公演タイトルの「Gotta Dance!」はこの曲の歌詞から来ています)、「コーラスライン」の”One”で終わるので、特にクラシックなミュージカルが好きな人にとっては楽しめる内容になっています。

音楽とダンスのジャンルが多岐に渡っていましたが、選曲や順番に関して特に一貫性はなさそうで、あまり難しく考えずにそれぞれのダンスシーンを楽しむコンセプトなのだろうと思いました。


キャスト

タイトルどおりダンスメインのショーなので、素晴らしいダンサー達によるアンサンブルが入れ替わり立ち替わり各シーンを踊っていました。大抵の曲では歌いながらダンスをするので、これを次々に披露するキャスト達には相当の体力と技術が要求されるだろうと感じました。

特に、「雨に唄えば」のジーン・ケリー役の他いくつかメインの役柄を踊っていたRJ Higtonという俳優は、身長が高く足も長くてとても見栄えがしました。また、同じく「雨に唄えば」のシド・チャリース役をやっていたDeanne Doyleという女優も体が柔らかくて(笑)印象的でした。


舞台演出

オフ・ブロードウェイの舞台なので大規模なセットやハイテクな舞台演出はなかったですが、バックの映像や照明を効果的に使って、各ダンスシーンを切り替えると共にダンサー達の動きを引き立てているように感じました。


まとめ

ダンス好きな私はとても楽しめました!観客はやはり高齢層が多かったですが、観劇後に「とっても楽しかったね〜」と話していた人達もいました。

少し残念だったのは、劇場の後方にかなり空席があったことです。私が観た日がたまたまそうだったのか、オフ・ブロードウェイ公演とはこういうものなのか...。みんな古いミュージカルのダンスにはあまり興味ないのかな?キャスト達も頑張っていたので、もう少し上手く宣伝すればもっとお客さんに来てもらえるんじゃないかなぁ、と思いました。


今のところ9月7日まで公演が予定されているようですので、興味があればぜひ観に行ってみて下さい。

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