• July 3, 2022

ミュージカル「Girl from the North Country」鑑賞

もう半年近くブログをご無沙汰していました... 最近色々なショーを見る機会があったので、忘れないうちにいくつかここで紹介したいと思います。 6月17日(金)に「Girl from the North Country」というミュージカルを観ました。ボブ・ディランの楽曲で構成されている所謂「ジュークボックス・ミュージカル」で、タイトルも彼が作った楽曲「Girl from the North Country(北国の少女)」から来ています。 と紹介しながら、私はボブ・ディランの曲を全くと言っていい程知りません...数年前にノーベル文学賞(!)を受賞して話題になったし、音楽史に残るすごい人なのでしょうが、私にとっては名前は知っているけど曲は知らないシンガー・ソングライターの代表格という感じです(ここで無知を晒す...)。 このミュージカルはアメリカを舞台にしていますが、面白いことにイギリスで制作され、初演もロンドンだったようです(2017年)。ニューヨークでは2020年3月にオン・ブロードウェイでの公演が始まりましたが、不運にもその直後にコロナ・パンデミックのせいで休止となりました。 2021年10月に再開したものの、本年6月19日(日)をもってオン・ブロードウェイの公演が終了するとのことで、私は何とかギリギリで観に行くことができました。 1. 基本情報 作品名:Girl from the North […]

  • January 30, 2022

オペラ「トスカ」鑑賞

2022年最初の舞台観劇として、メトロポリタン・オペラへ「トスカ」を観に行きました。 Wikipediaでは「見せ場の多いオペラ」と紹介されていますが、確かにストーリーの展開も音楽もとてもドラマチックです。 トスカの役は、あの伝説的ソプラノ歌手マリア・カラスの十八番だったと言われています。意外なことに、マリア・カラスがオペラの舞台で実際に歌っている映像はほとんど残っていないのですが(もちろん録音はたくさん残っています)、唯一残っているのがトスカの第2幕の映像だそうです。 1. 基本情報 2. あらすじ 舞台はナポレオン戦争時の1800年、ローマ。主な登場人物は、女性歌手のトスカ、画家のカヴァラドッシ、ローマ市警視総監のスカルピアの3人で、三角関係が繰り広げられます。 第1幕 脱獄した政治犯のアンジェロッティが教会に逃げ込む。そこで絵を描いていたカヴァラドッシはアンジェロッティに気付き、逃亡を手助けしようとする。 カヴァラドッシの恋人トスカが教会に現れる(アンジェロッティは隠れる)。嫉妬深いトスカは他の女の影を怪しむが、その夜に2人で会う約束をして去る。 アンジェロッティの脱獄を知らせる大砲が鳴り、彼とカヴァラドッシは教会を急いで出る。アンジェロッティを追う警視総監のスカルピアが教会にやって来る。(スカルピアはトスカを手に入れたいと願っている。) 第2幕 宮殿のスカルピアの部屋。捕まったカヴァラドッシが連れて来られ、アンジェロッティの居場所を白状するよう拷問される。 そこにトスカも呼ばれ、拷問の苦痛にうめく恋人の声を聞く。トスカはスカルピアにカヴァラドッシの助命を嘆願するが、その代償としてスカルピアから体を要求される。トスカは絶望しして神に祈る。(「歌に生き、愛に生き」を歌う。) トスカは要求を受け入れ、スカルピアは部下にカヴァラドッシを見せかけの銃殺刑(空砲で殺さない)に処するよう命じる。 そして、迫ってくるスカルピアをトスカはナイフで刺し殺す。 第3幕 サンタンジェロ城の処刑場。処刑を待つカヴァラドッシはトスカを思い絶望する。(「星は光りぬ」を歌う。)そこにトスカが訪ねて来て、見せかけの処刑が行われることを告げ、撃たれたら倒れるように頼む。 やがて、カヴァラドッシが処刑場に連行され、兵士達の発砲を受けて倒れる。トスカはカヴァラドッシの側に駆け寄るが、彼は実際に銃殺されて死んでいた。トスカは泣き叫ぶ。 […]

  • January 17, 2022

資産形成 〜 2021年振り返り

今週末(1月15日〜)のニューヨークは極寒で、最低気温が摂氏マイナス10度を下回りました...。雪も降っています。 さて、私の年始の恒例行事になっているのですが、昨年(2021年)一年間の自分の財務諸表のようなものを作成し、家計や資産形成の状況を振り返ってみました。具体的には、一年間の収入・支出・貯蓄・資産運用益(Income Statement)や、年末時点の純資産額(Balance Sheet)をまとめました。 ちょうど一年前にも、「資産形成〜2020年振り返り&FIREへの道」で同じ作業について書きました。これをブログで公開する目的は何なの?と言われそうですが(苦笑)、コロナ禍で先行きの不安が募る中、資産形成は私が特に真剣に取り組んでいることのひとつであり、もし自分が誰かのお役に立てるような情報を共有・発信できるとすれば、こういう内容ではないかな?と思ったからです。 また、FIRE(Financial Independence Retire Early)を目標にしているので、それまでの過程を記しておくことで、自分用の記録としてだけではなく、同じ目標を持つ方々にとっても参考になればいいなと思っています。有名な投資系のブロガーやYouTuberのように具体的な資産額を公表している訳ではないので、どこまで参考になるかは謎ですが...。その辺(公表度合い)も追々考えていきたいです。 家計(貯蓄) 2021年にはアメリカで経済活動の再開が本格化し、私の生活も通常モードに戻り始めたので、その分支出は2020年より増えました。 外食する機会も増え、食費(交際費を含む)は2020年より増えましたが、コロナ前と比べるとまだ低い水準です。その他の生活費では、通信(ネットやスマホ)費やジム会費などがインフレの影響を受けて上がりました。 また、久々にアメリカ国内を旅行したので、旅費にも若干費やしました。海外旅行には行きませんでしたが、今年こそ遠くへ旅したいものです。 一方、収入面では、2020年に会社の業績不振でボーナスも出なかった反動か、2021年には幸いなことに給与が増え、ボーナスも復活しました。 結果として、2021年を通じて貯蓄(=収入−支出)は順調に増えました。私の年間の貯蓄率(=貯蓄額/可処分所得)は約55%でした。私は、ニューヨークにせっか住んでいるのに何やってるの〜?と言われるくらい、慎ましやかな生活をしています...。 そして、貯蓄した分の約75%を投資に回しました。日本と同じく、アメリカでも銀行の預金金利はほぼゼロなので、もっと投資に回しても良かったように思います。投資に関しては以下で詳しく書いています。 コロナ禍が続く中、失業や収入減で家計が苦しい状態の人も多いでしょう。物価のインフレも家計にとっては悪影響です。その一方、アメリカ国内では物価と共に賃金も上昇傾向なので、家計の面で良い年だったという人も結構いるのではないかと感じています。 株式投資 2021年のアメリカの株式市場は、前年からの勢いを持続し全般的には上昇基調でした。以下は、アメリカの主要株式インデックスの一年間の変動を示すグラフです。 グラフの青がS&P […]

  • January 10, 2022

オミクロン旋風 ! 〜 年始のニューヨーク

2022年が明けました!新年が皆さんにとって素晴らしい一年になりますように。 昨年末から世界中で猛威を振るっている新型コロナウィルスの「オミクロン株」。ニューヨークでも、12月に入って新型コロナ(特にオミクロン株)の新規感染者が急増しています。 1月になってから、6日にニューヨーク州の感染者数がピークアウトした可能性があるとの報道があったものの、8日にはまた新規感染者数が過去最多になったというニュースもあり、予断を許さない状況となっています。 オミクロン株については、感染力は非常に強いが、デルタ株より弱毒で重症化のリスクは低いとよく言われています。普通の風邪と変わらないのでは?と言う人もいます。ただ、ここ1ヶ月で感染者数が急増しているので、いくら重症化率が低いとは言え、入院者数が増えており、医療現場への負担も大きくなっているようです。 ニューヨーク市での最新の新型コロナ新規感染者数、入院者数、死者数の推移は以下のサイトで確認することができます。 https://www1.nyc.gov/site/doh/covid/covid-19-data.page ニューヨーク市では、2020年春の感染初期の惨状を乗り越えて以降、比較的うまくコロナをコントロールしていると言われていましたが、2021年12月の爆発的な感染者数の増え方がデータから読み取れます。 ニューヨーク市在住の方は分かると思いますが、11月のサンクスギビングから12月のクリスマスまでのホリデーシーズンには、多くの観光客が街中に溢れていました。市民の多くも、通常モードに戻りつつあるような感覚で生活していたと思います。なので、こういう感染状況になるのはある意味避けられなかったように思えます。 年末が近づくに連れ、街中のあちこちにあるコロナ検査場に、検査を受ける人達の長蛇の列ができていました。ホリデーの帰省や旅行を控えて、感染していないか確かめたい人がたくさんいたのでしょう。私はその長い列を見ながら、寒い中で順番を待っている間に風邪かコロナにかかってしまうのではないか、と正直心配になるほどでした。 また、私の友達や知り合いにも、年末年始にかけてコロナ(オミクロン株かどうかは分かりませんが)に感染してしまった人がちらほらいます。 今はホリデーシーズンが終わり、街中の様子も落ち着き始めていると共に、再度コロナに対して慎重になるよう注意喚起されているので、このまま感染が本当にピークアウトするのか(ワクチンの普及と感染拡大によって集団免疫を獲得した状態になるのか)、状況を見守りたいと思います。 新型コロナ感染者が急増する中、3回目のコロナワクチンの接種、つまりブースター接種が推奨されています。 ニューヨーク市では、年末〜大晦日までに市の運営する接種会場でブースター接種を受けた場合、100ドルがもらえるという奨励策も実施されました。 私自身、この100ドルに惹かれたという訳ではありませんが...、クリスマスイブにブースター接種を受けてきました。私が接種した場所は、マンハッタンのアッパーウェストサイドにあるAmerican Museum of Natural History (自然史博物館)でした。 まさか、恐竜の化石とかに囲まれてワクチンを接種するのだろうか...などと想像しましたが、もちろん博物館の展示スペースとは別の場所にワクチン接種会場が設置されていました。私は事前予約して行きましたが、Walk-inの接種希望者も受け付けており、長い列が出来ていました。予約があっても1時間くらい待ったので、Walk-inの人達はかなり待つ必要があったのではないでしょうか。 […]

  • December 29, 2021

「トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団」の公演鑑賞

お友達のご招待で「トロカデロ・デ・モンテカルロ」というバレエ団の公演を観に行きました。 男性のバレエダンサーのみで構成され、チュチュを着て女性のパートも踊るというコメディ・バレエ団です。本拠地はニューヨークのようですが、世界中で公演を行っているとのこと。私は今回が初鑑賞でした。 思い返せば、まだ日本に住んでいたとき、外国人の大きな男性が女装して面白おかしくバレエを踊る公演のテレビコマーシャルを観た記憶があります。それが同じバレエ団だとすると、かなり古い歴史があるのでしょう。 1. 基本情報 バレエ団:Les Ballets Trockadero de Monte Carlo 劇場:Joyce Theater (175 8th Ave, New York, NY) 観劇日時:12月16日(木)午後8時 […]

  • December 20, 2021

ミュージカル「ティナ」鑑賞

コロナ禍以降で初めてブロードウェイミュージカルを観に行きました。以前(2019年9月)ブログに書いた「Dear Evan Hansen」以来約2年ぶりです! 9月にブロードウェイの劇場が順次再開し、何か観に行きたいと思いつつ時が過ぎていきましたが、友達の提案で歌手ティナ・ターナーの半生を描いたミュージカル「ティナ 」を観ることにしました。 このミュージカルは、2018年にロンドンのウェストエンドで始まって人気になり、2019年11月にニューヨークへやって来たようです。正直、ティナ・ターナーの曲で私が知っているのは2、3曲程度でしたが、レビューを見るとかなり良い評判で期待も高まりました。 私が観に行ったのは12月4日の公演でした。当日は、劇場への入場前に並んでワクチンの接種証明(スマホのアプリ画面もしくは接種証明カード)とIDを係員に提示し、入場後別の係員にチケットを提示するという流れでした。劇場内では常時マスクを着用する必要がありました。 このブログを書いている現在(12月20日)、出演者がコロナに感染して公演がキャンセルになったことでも話題になっています。(私の回はキャンセルにならなくて良かった...) 1. 基本情報 作品名:Tina (The Tina Turner Musical)脚本:Katori Hall, Frank Ketelaar, Kees Prins監督:Phyllida […]

  • November 20, 2021

噂の二人、ニューヨークへ …

 ここ数年ずっと日本のメディアを騒がせてきた、M子様とK室氏。この度お二人は晴れて結婚され、一緒にニューヨークへやって来られたようです。  日本ではその一挙手一投足を報じられ、心休まる暇もなかったであろうお二人。ニューヨークに到着しても、早々に英国や現地のメディアから新居の具体的な情報を報じられており、人目を気にせずゆっくりすることもできないのか、と正直気の毒に感じます。  M子様&K室氏の件以降、ニューヨークの事情について知ったり、ニューヨークの地理に詳しくなったりした日本人も多いのではないでしょうか。私も日本の家族・友人から「二人のことはニューヨークで話題になってる?」とか「ニューヨークってそんなに物価が高いの?」とか、よく聞かれます。  お二人の結婚に関する報道やネットの反応を見ながら、ニューヨーク在住の日本人として私が感じたことを率直に書きたいと思います。 1. 住居  お二人の結婚が決まってから、新居はマンハッタンのUpper West Sideというエリアの高級アパートメント(ちなみに、アメリカでマンションとかタワマンという言葉は通用しません)らしい、という噂がありました。Upper West Sideはセントラル・パークの西側にあり、比較的落ち着いて治安も良いと言われ、K室氏が法律を勉強したフォーダム大学もそのエリア内(南端)なので、確かに可能性は高そうだと思いました。  しかし、ニューヨーク到着後の最新報道によれば、新居はHell’s Kitchenというエリアにある高級賃貸アパートになったようです。Hell’s KitchenはUpper West Sideの南側に隣接するエリアなので、当初噂されていたのとそれ程異なる訳ではありません。  Hell’s Kitchenを直訳すると「地獄の台所!」なので、物騒な名前に聞こえますが、かなり前は実際治安の悪いエリアだったものの、21世紀以降は治安が改善され、地域の開発も進んで、お二人が住むような高級賃貸物件も増えてきているようです。  また、Hell’s Kitchenは近年ゲイの集まる地域としてよく知られています。多くのゲイバーがあり、LGBTの在住者もとても多いです。お二人の新居はかなりハドソン・リバーに近い場所のようで、ゲイバー等が集まる喧騒の通りからは若干離れていますが、K室氏が新居からMidtownの職場まで歩いて通勤するのであれば、ゲイエリアを通過することになるでしょう。だから何ということもないのですけど(笑)。 […]

  • November 14, 2021

バレエ「ジゼル」鑑賞

1ヶ月ほど前のことになりますが、10月にAmerican Ballet Theater (ABT)によるバレエ「ジゼル」を観に行きました。 ちなみに、私はコロナ禍の前に年1、2回くらいバレエを観に行っていた程度で、バレエに関する詳しい知識は全くありません。あくまで素人視点の鑑賞記となります。 公演が行われたDavid H. Koch Theaterは、メトロポリタン・オペラハウスと同じリンカーン・センターの敷地内にあります。規模はメットより少し小さいですが、とても美しい劇場です。 現在ニューヨーク市では、屋内で観劇をする際、コロナワクチンの接種証明を提示すること、劇場内でマスクを着用することが必須になっています。今回入場する際には、まずスマホにダウンロードしたワクチン接種証明のアプリ画面(もしくは接種証明カード)とID(免許証など)を係員に提示し、入場してから別の係員にチケットを提示する(スマホにダウンロードしたチケットのバーコードを読み取ってもらう)という流れでした。 1. 基本情報 作品名:Giselle(ジゼル)作曲:Adolphe Adam(アドルフ・アダン)振付:Jean Coralli & Jules Perrot(ジャン・コラーリとジュール・ペロー) 観劇日時:2021年10月22日 午後7:30 […]

  • November 12, 2021

「ラ・ボエーム」in メトロポリタン・オペラ

ニューヨーク市では、ブロードウェイミュージカル等のエンターテインメントが9月以降に続々と再開しています。 私も、コロナ禍になって以降初めてメトロポリタン・オペラ(メット)へ行きました。観たのはプッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」。定番の人気作なので、オペラについて詳しくない人でも名前くらいは聞いたことあるのではないでしょうか。 オペラなど観たことのなかった若い頃の私にとって、「ラ・ボエーム」と言えば、大好きだった中森明菜の大ヒットシングル「DESIRE」のB面曲のタイトル!(当初はA面になる予定だったとか。)また、「ボエーム」とはボヘミアン(自由奔放な生き方をする人達のこと)のフランス語らしく、葛城ユキが歌っていた「ボヘミアン」という曲も思い出します。が、オペラ「ラ・ボエーム」はそういった80年代のヒット曲とは全く違った趣で(当たり前)、美しくも悲しいラブストーリーがロマンチックな音楽に乗せて綴られます。 数年前に最初に観た「ラ・ボエーム」が素晴らしく印象に残っているので、メットが再開したら絶対また観たいと思っていました。 なお、メットへ入場する際はまずワクチン接種証明のアプリ画面(もしくは接種証明カード)とIDを係員に提示し、入場してからチケットを別の係員に見せる(バーコードを読み取る)という段取りでした。ニューヨークでは観劇をする際にワクチン接種証明が必須になっています。また、劇場内では常時マスクを着用する必要があります。 1. 基本情報 作品名:La Bohème(ラ・ボエーム)作曲:Giacomo Puccini(ジャコモ・プッチーニ)演出:Franco Zeffirelli (フランコ・ゼッフィレッリ) 観劇日時:2021年11月9日 午後7:00 〜 10:00(4幕、30分休憩2回含む) 劇場:Metropolitan Opera (30 Lincoln […]

  • August 18, 2021

夏のシアトル旅行

夏休みにアメリカ西海岸のシアトルへ旅行してきました。(8月9日〜8月13日) なぜシアトルかと言うと...、本当は海外に行きたいのですが、渡航時のコロナ検査(陰性証明)や自主隔離の規定が国毎に異なり、そのルールも随時変わるなど不安要素が色々あるので、今年は海外は諦め、アメリカ国内で何となく涼しそうな?街を選びました。 ちょうど8月9日から、ワクチン接種が済んだアメリカ市民・永住者を対象に、カナダ・アメリカ間の国境が再開されたので、シアトルからカナダのバンクーバー(鉄道やバスで片道3〜4時間)にも足を伸ばそうかと考えたのですが、残念ながら私が滞在していた時点で国境を超える公共交通機関は再開していませんでした。 という訳で、シアトルに滞在した1週間。期待に反して、滞在中のシアトルはすごく暑かったです!一応有名な観光スポットには行ってきたので、簡単に紹介します。 シアトルの観光地 シアトルの観光というとだいたい一番に出てくるのが「Pike Place Market」。ダウンタウンから海側(西)に歩いていくとすぐの場所です。 魚を放り投げる魚市場とか、有名なクラムチャウダー屋さん(Pike Place Chowder)とかがあります。その他にも人気のドーナツ屋、ピロシキ屋(!)など色々ひしめいていて、小腹を満たすのに良い場所です。 そして、ここには言わずと知れたスターバックスの第1号店があります。驚くほど小さな店で、店内に座るスペースはありません。ほとんどの客は、この店限定のマグカップやタンブラー等のグッズを目当てに来ていて、ついでに飲み物を買っているみたいでした。暑い中、長い行列が出来ていました...。私もここでお土産を物色。 さらに、シアトルにはスタバの高級バージョンの「Starbucks Reserve Roastery」もあります。高級コーヒー豆でできたコーヒーを楽しめる他、ベーカリーで焼きたてのパン・軽食・デザートも食べられます。(東京にもあるようですね。)私はランチの時間帯に行きましたが、ここでも入場の長い列が出来ていました。 とっても美しいワシントン大学(UW)のキャンパスにも行ってみました。ダウンタウンからLink Light Railという電車に乗って2駅で着きます。夏休みなのでキャンパス内は閑散としていました。ここには、「最も絵になるアメリカの大学キャンパス内の噴水」と「アメリカで最も美しい図書館」があります。(どうやって決めたのか...) キャンパスを歩いていると、年甲斐もなくまた学生をやってみたいなぁ、という気分にさせてくれます。 ベインブリッジ島 […]