2026年も既に半分が過ぎました、と書こうと思っていたら...、もう7ヶ月が過ぎていました(汗)。
以前のブログで、会社を辞めてFIRE生活(のようなもの)を始めたとお知らせしたのですが、あれから数ヶ月が過ぎて生活はどうなったのか?現時点の途中経過、その後の資産運用、生活の中で感じたこと等について以下にまとめした。
また、2026年年始〜7月までの株式市場等の動向についても簡単に振り返ってみました。
FIRE生活の状況
FIRE(Financial Independence, Retire Early)とは言っても、私の場合は「Lean FIRE(痩せたFIRE)」に当てはまるので、会社を辞めてからかなり節制した生活を続けています。特に、食費、被服費、雑費に関して節約を心がけています。ただ、自分の楽しみであるミュージカル等の観劇にはできるだけ行くようにしていて、ジム等のフィットネス関連費用も使っています。心身共に健康でいられるよう気を付けています。
物価インフレが厳しい状況ではありますが、節約の努力もあって、2026年上期にかかった実際の生活費は年始の予測よりかなり低く済んでいました。今年下期もこの調子でやっていくつもりですが、もう少し余裕ある生活を送ってみたいな〜という思いもあります...。
また、米国個人税制について詳細に調べ、税控除によって思ったより税金を抑えられることも分かりました。2026年の収入予測(主に受け取り利子や配当等)をもとに今年の納税額を予測して、4半期毎の予定納税も行っています。
退職後の生活にかかる費用を明確化できたことは、今後に対する安心に繋がりました。
FIRE後の資産運用と4%ルール
今後の私の生活を支える金融資産は、当面の生活費を賄う現金(定期預金を含む)以外は、株式・債券(ETF含む)、仮想通貨等がほとんどを占めています。2026年はボラティリティ(値動き)の高い市場の状況が続いているので、それに合わせて私の資産時価も変動し、気分も乱高下しました...。(具体的な各市場の動向は次のページで。)
今年の7ヶ月間で、私の金融資産残高(時価)は若干ながら増えました。主に株式評価額が増加したのですが、それが仮想通貨の暴落で一部オフセットされた感じです。生活費を取り崩して現金が減少している影響もあります。
前回のFIREに関するブログでは、最近発表された取り崩し率である「4.7%ルール」に基づき、現時点の金融資産で将来の生活を賄うことができるだろうと判断したことを述べました。このルールでは、退職までに年間支出額の約21.3倍(= 100% / 4.7%)に相当する金融資産額が必要になります。
あれから数ヶ月が経ち、上記のとおり①生活費をかなり抑えられそうなこと、②金融資産残高が若干増えたことから、FIREの取り崩し率として一般的に知られている「4%ルール」、つまり年間支出の25倍(= 100% / 4%)の金融資産が必要という基準も、計算上クリアできそうなことが分かりました。
この状況は、FIRE生活をやっていく上で金銭的にも精神的にも安心感を与えてくれます。ただ、かなり節約を強いた結果でもあるので、今後はあまりギスギスせず余裕を持った生活を賄えるように資産運用していくことが目標です。
リタイア後には以下のような3段階のライフステージがあると言われています。
- Go-Go期...引退直後でやりたいことに挑戦できる時期。65歳〜75歳前後。
- Slow-Go期...心身が少しずつ衰え、活動のペースが緩やかになる時期。75歳〜85歳前後。
- No-Go期...健康上の理由で、外出や活動が難しくなる時期。およそ85歳以降。
もちろん各期が訪れる年齢は人によって様々ですが、要は活発に動ける時間は限られており、支出は徐々に減っていくのが現実で、「4%ルール」で想定するように毎年一定額を使っていく訳ではないということです。Slow-Go期、No-Go期に入ると医療・介護費用が増える傾向は当然ありますが、通常は公的・私的な保険の補助もあるでしょう。
私の場合、このままリタイアするならGo-Go期がかなり早く始まることになりますが、やりたいことに挑戦できる活力がある期間に節約に固執しすぎるのもどうかと思うようになりました。
FIRE生活で感じたこと・分かったこと
退職から9ヶ月程度ではありますが、 FIRE生活を実際にやってみて私なりに感じたことや分かったこと数点を以下にまとめました。
- FIRE生活を暇と感じるかどうかはその人次第...リタイアしても毎日暇すぎて程なく仕事に戻ってしまう、という話をよく聞きます。これまでやってきた仕事のルーティンが突然なくなれば、自由な時間が山ほどできます。ただ、自由な時間を暇で辛いと思うか、仕事に追われ人間関係に悩まされる毎日よりマシと思うかは、各々の性格、過去の経験(仕事がいかに辛かったか)、仕事以外の楽しみ等によると思います。とにかく、実際やってみないと分かりません。私は、辞めた当初こそこんな生活で良いのか?と不安になることもありましたが、今は気楽な生活を気に入っていて、サラリーマン生活にはもう戻れないかも?思います。
- 能動的な楽しみは必要...そうは言っても、趣味ややりたいことが何もなければ辛くなるでしょう。趣味も、受動的なものより能動的なものの方が良いだろうと思います。私は以前からコーラスで歌っていて、仕事を辞めてからは以前参加できなかったようなイベント(平日の昼間等)にも参加して歌うようになりました。また、受動的趣味ではありますが、前述のとおりミュージカルやダンスなどのショーをできるだけ観に行くようにしています。 「新しいことを始めないと老いていく」と言いますが、リタイア後の時間は何か新しいことを始めるチャンスでもあると思います。私も新しい習い事を始める予定です。もちろん、何かを始める上でお金の問題はありますが…。
- 相場を見て一喜一憂しない...私の生活を支える金融資産は株式市場等の相場に左右されるため、時間があるとつい相場をチェックしてしまい、値動きに一喜一憂してしまいます...。特に、FIREができる金融資産規模になると、日々の資産時価の変動がとても大きくなり、1%程度の値動きが生活費数ヶ月分に相当することにもなります。自戒を込めて、相場に気分を振り回されないようにすることが必要です。株取引が好き、株が趣味という人であれば取引を楽しむのも良いでしょうが、そうでない人はできるだけ相場を見ないように心掛けた方が良いでしょう。とは言え、自分の資産の運用状況を把握することも大切なので、月一回くらい確認すれば良いのではないかと思います。
- キャッシュが減っていくことに慣れる...いくら株式等の含み益が増えても、労働収入がない中で生活すれば現金はどんどん減っていきます。ずっと働いていれば経験しないことなので、当然不安になります。これは、私がどうしても節約を優先してしまう要因でもあります。今後は現金の取り崩しに慣れていくと共に、生活費や想定外の出費を考慮して常に2年分くらいの手元現金を用意しながら、きちんとキャッシュマネジメントを行う必要性を感じています。
- やっぱり心身の健康が第一...働いていようといまいと、心身共に健康であることが何より大切なのは同じですが、退職してから特にそう感じるようになりました。私の節約の話に関連しますが、食費を抑えるために自炊中心にして外食を減らしたところ、数ヶ月で体重がかなり減ってしまいました。運動量を増やしたことも影響しているとは思いますが、痩せすぎて健康を損なわないように気をつける必要を痛感しました。また、精神的ストレスから解放されるために仕事を辞めたのに、退職後は暇や孤独で精神が参ってしまっては本末転倒ですので、FIRE生活が自分に合っているかどうかは見極めないといけません。
次のページでは、2026年7月末までの株式・債券・仮想通貨等の市場動向について振り返ります。
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