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  • July 23, 2023

バレエ「白鳥の湖」鑑賞

ニューヨークのメトロポリタン・オペラハウス(メット)では、毎年オペラシーズンが終わった後の6月〜7月にかけて、American Ballet Theater (ABT)によるバレエ公演が行われています。 先日、ABTによる「白鳥の湖(Swan Lake) 」を観に行きました。「白鳥の湖」はあらゆるクラシックバレエの中で最も有名で人気のある演目と言って良いと思います。チャイコフスキーによって作曲された音楽、中でも特に有名な「情景」のメロディは、バレエについて全く知識のない人であってもどこかで聞いたことがあるでしょう。 1. 基本情報 作品名:Swan Lake(白鳥の湖)作曲: Peter Ilyich Tchaikovsky(ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー)振付:Kevin McKenzie after Marius Petipa and Lev Ivanov 観劇日時:2023年7月15日 午後2:00 […]

  • July 5, 2022

バレエ「ドン・キホーテ」鑑賞

6月18日(土)、American Ballet Theater (ABT)によるバレエ「ドン・キホーテ」を観に行きました。公演場所はメトロポリタン・オペラハウス(メット)でした。 メットでは毎年9月下旬から翌年5月末〜6月頭あたりまでオペラが上演されるのですが、オペラシーズンが終わった後の夏の間は、ABTによるバレエ公演が行われています。(たたし、2020年、2021年夏はコロナのためにABTの公演はありませんでした。) 「ドン・キホーテ」は、数あるバレエの中で最も人気がある演目のひとつだと思います。17世紀に書かれた世界的に有名な同名小説を題材にしていますが、それとは別にしても、この名前を聞いたことない日本人はいないでしょう(笑)。スペインが舞台になっているため、スペインの舞踊を取り入れており、衣装も振付もとても華やかです。話はコメディ調で楽しく、親しみやすいバレエになっています。 私は、2018年にABTの「ドン・キホーテ」を初めて観たのですが、その際にダニール・シムキン(Daniil Simkin)というABTの男性プリンシパルダンサーの高くダイナミックなジャンプの連続に魅せられ、彼が出演するその他のバレエ公演も観に行ったりしました。 残念ながらダニールは2019年にABTを去ったのですが、今年の「ドン・キホーテ」公演に戻って来ることを知り、また観たい!と思って、彼が出演する回のチケットを取りました。今回劇場でもらった冊子(Playbill)には、ダニールは「ゲスト・アーティスト」と紹介されていました。 ところで、メットへの入場の際には、まだコロナワクチンの接種証明(ブースター接種含む)の提示が必要でした。既にブロードウェイの劇場では接種証明は必要ないのですが、この辺のルールは劇場によって違いがあるようです。特にメットの客層は高齢者が多いからでしょうか。 1. 基本情報 作品名:Don Quixote(ドン・キホーテ)作曲: Ludwig Minkus(ルートヴィヒ・ミンクス)振付:Marius Petipa and Alexander Gorsky(マリウス・プティパ、アレクサンドル・ゴルスキー) 観劇日時:2022年6月18日 […]

  • November 14, 2021

バレエ「ジゼル」鑑賞

1ヶ月ほど前のことになりますが、10月にAmerican Ballet Theater (ABT)によるバレエ「ジゼル」を観に行きました。 ちなみに、私はコロナ禍の前に年1、2回くらいバレエを観に行っていた程度で、バレエに関する詳しい知識は全くありません。あくまで素人視点の鑑賞記となります。 公演が行われたDavid H. Koch Theaterは、メトロポリタン・オペラハウスと同じリンカーン・センターの敷地内にあります。規模はメットより少し小さいですが、とても美しい劇場です。 現在ニューヨーク市では、屋内で観劇をする際、コロナワクチンの接種証明を提示すること、劇場内でマスクを着用することが必須になっています。今回入場する際には、まずスマホにダウンロードしたワクチン接種証明のアプリ画面(もしくは接種証明カード)とID(免許証など)を係員に提示し、入場してから別の係員にチケットを提示する(スマホにダウンロードしたチケットのバーコードを読み取ってもらう)という流れでした。 1. 基本情報 作品名:Giselle(ジゼル)作曲:Adolphe Adam(アドルフ・アダン)振付:Jean Coralli & Jules Perrot(ジャン・コラーリとジュール・ペロー) 観劇日時:2021年10月22日 午後7:30 […]