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2019年11月

  • November 13, 2019

歯の矯正 Part 2

矯正完了と感想 約8か月間にわたる矯正が無事終わり、いつの間にか私の歯はきれいに並んでいました。というか、矯正の終盤〜完了するあたりが仕事の繁忙期だったため、あまり経過を覚えていないのです(汗)。 ただ、 歯並びが整っても歯の形は変わってないので、上の前歯の隣の小さな歯はまだ少し奥にあるように見え、八重歯は以前と同様に存在感があり、正面からは劇的に変わったようには見えませんでした。そういう訳で、最後の日には大きい前歯や八重歯の尖がりをちょっとだけ削ってもらうよう先生にお願いしました。 矯正完了時の歯の写真を全く撮ってなかったのですが、ある程度時間が経ってから自撮りしたものが以下になります。上の歯を下から、下の歯を上から見たとき、矯正の交換を一番実感できます。 振り返ってみれば、抜歯も含めて結構大変な経験でしたが、歯列矯正をして良かったと思っています。自分のきれいな歯並びを見るのは嬉しいものですし、歯を見せて笑うことにも遠慮がなくなりました。また、以前にも増してデンタルケアに気を遣う ようになりました。 別の効果として、顔の頰のラインがシュッとしたと言われます。悪く言うと頰がこけた...矯正以前の自分の写真では顔がぷっくらしていて、違いがよく分かります。抜歯のせいか、歯並びが改善されたせいか、食事が制限されて痩せたせいか...どの効果が一番効大きかったのかは分かりませんが。 リテーナー さて、晴れて矯正は完了しても、歯並びの維持は一生の取り組みです。やっと歯並びがきれいになったところで何もしなかったら、歯はまた元の位置に戻ろうとしてしまいます。矯正後の歯並びを維持するために、インビザラインのマウスピースに似た透明なリテーナーというものを着け続ける必要があります 。 前回書いたように、私は矯正歯科医に勧められるまま4セットのリテーナーを一括購入し、それを使い続けることになりました。実際のところ、最初の頃は就寝中に毎日着けていましたが、それが1日おきになり、2日おきになり...一年経つと1週間に1回くらい、思い出したように装着する習慣になってしまいました。まぁそれでも、何とか保っているのではないかと思います。 おまけ 〜 後日談 矯正が終わって4年ほど経ったある日、私は上の前歯の一つを折ってしまいました。 それはヨガのクラスの最中に起こりました。「ヨガでどうやったら歯が折れるの!?」とよく聞かれましたが、私は逆立ちやアームバランス等のポーズを行う「パワーヨガ」と呼ばれるクラスが好きで、ちょうどその日もパワーヨガのクラスで逆立ちをしていたところ、そこから別のポーズへ移るところでバランスを崩し、顔面から床に落ちたのでした...そのとき上の前歯を床に打ち付け、歯はポキーン!という音を立てて、水平に真っ二つに折れてしまいました。 私は一瞬何が起こったか分からず、歯が折れたことに気付いた後も、起こったことを受け入れられずにしばらくボーッとしていました。その日はとても暑く、結構疲れていたと思います。そんなときに無理しなければ良かったのですが。 何とか落ち着きを取り戻し、とにかく急いでこの歯を治療してもらわなければ!と思い立ち、クラスを出て服を着替え、まずはかかりつけの歯医者に電話しました。 ところが、それが起こったのが7月3日(月曜)の午後。前日が日曜で、翌日は7月4日、アメリカ独立記念日の祝日だったため、その歯医者は閉まっていたのです。私は近辺の歯医者をググって調べたり、友達の歯医者を教えてもらったりして電話をかけ続けましたが、どの歯医者もお休みで留守電か、当日もうすぐ閉まるとかで対応してもらえません。 […]

  • November 10, 2019

歯の矯正 Part 1

アメリカに来て気付くことのひとつは、アメリカ人は歯がすごく綺麗だということ。歯並びも白さも。こっちの人の多くが小さいときから歯を矯正して、普段のデンタルケアにも気を遣っています。 日本でも最近は歯の矯正が広まっているらしく、歯列矯正体験のブログやユーチューブ動画もたくさんあるようです。 私が子供の頃は、矯正している子がクラスに一人いたかな?というくらい。その頃(80年代)のアイドル達は、目はパッチリと可愛くても、歯はガタガタだったり、八重歯がすごく目立っていたりして、それがチャームポイントとすら言われていました。(今になって当時のアイドルが歌っている動画を見ると、ビックリするほど。)松田聖子がアメリカに行っている間に歯を矯正した!なんてニュースもありましたが、当時日本ではたいして歯並びが重視されていなくても、アメリカでやっていくためには歯が命!ということでしょう。 私も、アメリカに移って数年経った頃から、歯列矯正に興味を持ち始めました。 1. 矯正する前 しかし、私は日本にいた頃かなり歯に無頓着な方で、定期的な歯の検診やクリーニングのために歯医者に通うという習慣がありませんでした。アメリカに来てからも、留学中は全く歯医者に行きませんでした。 そのため、ニューヨークで働き出してから初めて歯の検診に行ったとき、歯医者さんに驚かれました。歯石がびっしりで、虫歯もあると...まずは、歯石をあの引っかき棒のような器具でグリグリと除去され、口内が血だらけになりました。虫歯になっていた上の親知らず2本も抜かれました。そんな感じで、最初は3、4回くらい通わなければなりませんでした。 それまでフロスをする習慣がなかったので、歯のブラッシング以外にフロスも始めました(遅すぎ?)。ようやく普段からのデンタルケアの大事さを痛感することになりました。 それから5年くらい経ち、歯の健康状態がまともになって来たところで、歯列矯正を本格的に検討し始めました。私の場合、下の歯の並びは比較的マシだったのですが、上の前歯2本が大きく、ネズミみたいに少し前に出ていて、その横の歯が小さく奥に引っ込んでいたのが、ずっと気になっていたのです。 2. 矯正歯科医探し ネットで歯列矯正(英語でOrthodonticsと言います)のお医者さんやコストの情報について調べていた頃、ちょうど会社の同僚で歯列矯正を始めた人がいました。その矯正歯科医のことを聞いてみるとなかなか良さそうだったので、見積りに行ってみました。 場所は、ミッドタウンのRockefeller Centerビル内で、職場からも近く通いやすそうでした。(ググってみれば、何という先生か分かると思います。) 先生はとても明るく元気の良い感じで、「Hey! Nice to meet you!!」とか言ってグッと強い握手をしてきました。先生は私の歯を一通り見た後、「インビザライン」という透明なマウスピースを歯に嵌めて歯列を動かしていく矯正を勧めてくれました。私は、できるだけワイヤーを使わずに歯を矯正できればな~と思っていて、事前調査でインビザラインのことは知っていたので、それでできるなら良かった!と安心しました。 […]