- July 2, 2020
コーラス活動 in ニューヨーク
私は生来歌うことが大好きで、ニューヨークではコーラス隊に所属して歌っています。New York City Gay Mens Chorus(以下NYCGMC)というコーラスです。 参加したきっかけは、同じように歌うことや音楽が好きなゲイの友達が欲しいと思ったからですが、何だかんだでもう8年くらい続けています。 親しい友達には私のコーラス活動について話していて、コンサートにも何度も来てもらっていますが、それ以外の知り合いや同僚などにはあまり話していません。別に隠している訳ではないのですが、コーラスのことを話す前にもっと話すべきことができてしまうので(笑)、何となく積極的には言っていません。 NYCGMCの紹介 http://www.nycgmc.org/ NYCGMCは、1980年に設立されたゲイ男性によるコーラスです。音楽を通して、LGBTQコミュニティへの理解を広げ、偏見や差別に立ち向かうことを目的としたNon-profit Organizationです。ニューヨーク市以外にも、全米の主要都市にはだいたいゲイコーラスが 存在するようです。 現在のアクティブな所属メンバーは約260名。私が参加したときから若干増えています。ゲイ男性と書きましたが、ストレート男性と女性も若干名所属しています(笑)。新規メンバーは年2回のオーディションを経て選ばれます。 オーディションはそんなに厳しいものではなく、とてもフレンドリーな雰囲気の中で行われます。とは言え、音程がちゃんと取れることと楽譜が読めることは必要になります。私ももちろんオーディションを受けて入ったのですが、今はコーラスの知名度が上がったせいか、競争率がずっと高くなっているようです。 主な活動は年3回のコンサートで、毎年3月、6月(Prideコンサート)、12月(ホリデーコンサート)に開催されます。リハーサルは毎週月曜夜に行われ、さらに月一回土曜にリハーサルがあります。コンサートが迫った週には、バンドを入れたドレスリハーサルも2回程あります。 コンサートの他にも、チャリティイベント、企業のパーティー、結婚式、有名人のショーのゲストなど、様々な機会で歌っています。(こちらは任意の参加。) このように、NYCGMCの活動に参加すると、かなりの時間を割く必要が出てきます。趣味で歌ってます〜という以上のコミットメントを要するので、参加を続けることが難しくて辞めていく人もいますが、私の知る限り多くのメンバーは活動を楽しんでいます。ここに自分の居場所を見つけ、運営に長年参加している人もたくさんいます。 NYCGMCでの思い出 コーラスに入ってから8年間、たくさんのコンサートで歌いました。自分のパートを暗譜し、歌詞も暗記し、さらにちょっとした振り付け(!)も覚える必要があるので、最初の頃は毎回覚えるのが大変でした...が、それも終われば良い思い出です。 […]