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#health

  • November 10, 2019

歯の矯正 Part 1

アメリカに来て気付くことのひとつは、アメリカ人は歯がすごく綺麗だということ。歯並びも白さも。こっちの人の多くが小さいときから歯を矯正して、普段のデンタルケアにも気を遣っています。 日本でも最近は歯の矯正が広まっているらしく、歯列矯正体験のブログやユーチューブ動画もたくさんあるようです。 私が子供の頃は、矯正している子がクラスに一人いたかな?というくらい。その頃(80年代)のアイドル達は、目はパッチリと可愛くても、歯はガタガタだったり、八重歯がすごく目立っていたりして、それがチャームポイントとすら言われていました。(今になって当時のアイドルが歌っている動画を見ると、ビックリするほど。)松田聖子がアメリカに行っている間に歯を矯正した!なんてニュースもありましたが、当時日本ではたいして歯並びが重視されていなくても、アメリカでやっていくためには歯が命!ということでしょう。 私も、アメリカに移って数年経った頃から、歯列矯正に興味を持ち始めました。 1. 矯正する前 しかし、私は日本にいた頃かなり歯に無頓着な方で、定期的な歯の検診やクリーニングのために歯医者に通うという習慣がありませんでした。アメリカに来てからも、留学中は全く歯医者に行きませんでした。 そのため、ニューヨークで働き出してから初めて歯の検診に行ったとき、歯医者さんに驚かれました。歯石がびっしりで、虫歯もあると...まずは、歯石をあの引っかき棒のような器具でグリグリと除去され、口内が血だらけになりました。虫歯になっていた上の親知らず2本も抜かれました。そんな感じで、最初は3、4回くらい通わなければなりませんでした。 それまでフロスをする習慣がなかったので、歯のブラッシング以外にフロスも始めました(遅すぎ?)。ようやく普段からのデンタルケアの大事さを痛感することになりました。 それから5年くらい経ち、歯の健康状態がまともになって来たところで、歯列矯正を本格的に検討し始めました。私の場合、下の歯の並びは比較的マシだったのですが、上の前歯2本が大きく、ネズミみたいに少し前に出ていて、その横の歯が小さく奥に引っ込んでいたのが、ずっと気になっていたのです。 2. 矯正歯科医探し ネットで歯列矯正(英語でOrthodonticsと言います)のお医者さんやコストの情報について調べていた頃、ちょうど会社の同僚で歯列矯正を始めた人がいました。その矯正歯科医のことを聞いてみるとなかなか良さそうだったので、見積りに行ってみました。 場所は、ミッドタウンのRockefeller Centerビル内で、職場からも近く通いやすそうでした。(ググってみれば、何という先生か分かると思います。) 先生はとても明るく元気の良い感じで、「Hey! Nice to meet you!!」とか言ってグッと強い握手をしてきました。先生は私の歯を一通り見た後、「インビザライン」という透明なマウスピースを歯に嵌めて歯列を動かしていく矯正を勧めてくれました。私は、できるだけワイヤーを使わずに歯を矯正できればな~と思っていて、事前調査でインビザラインのことは知っていたので、それでできるなら良かった!と安心しました。 […]