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  • January 10, 2022

オミクロン旋風 ! 〜 年始のニューヨーク

2022年が明けました!新年が皆さんにとって素晴らしい一年になりますように。 昨年末から世界中で猛威を振るっている新型コロナウィルスの「オミクロン株」。ニューヨークでも、12月に入って新型コロナ(特にオミクロン株)の新規感染者が急増しています。 1月になってから、6日にニューヨーク州の感染者数がピークアウトした可能性があるとの報道があったものの、8日にはまた新規感染者数が過去最多になったというニュースもあり、予断を許さない状況となっています。 オミクロン株については、感染力は非常に強いが、デルタ株より弱毒で重症化のリスクは低いとよく言われています。普通の風邪と変わらないのでは?と言う人もいます。ただ、ここ1ヶ月で感染者数が急増しているので、いくら重症化率が低いとは言え、入院者数が増えており、医療現場への負担も大きくなっているようです。 ニューヨーク市での最新の新型コロナ新規感染者数、入院者数、死者数の推移は以下のサイトで確認することができます。 https://www1.nyc.gov/site/doh/covid/covid-19-data.page ニューヨーク市では、2020年春の感染初期の惨状を乗り越えて以降、比較的うまくコロナをコントロールしていると言われていましたが、2021年12月の爆発的な感染者数の増え方がデータから読み取れます。 ニューヨーク市在住の方は分かると思いますが、11月のサンクスギビングから12月のクリスマスまでのホリデーシーズンには、多くの観光客が街中に溢れていました。市民の多くも、通常モードに戻りつつあるような感覚で生活していたと思います。なので、こういう感染状況になるのはある意味避けられなかったように思えます。 年末が近づくに連れ、街中のあちこちにあるコロナ検査場に、検査を受ける人達の長蛇の列ができていました。ホリデーの帰省や旅行を控えて、感染していないか確かめたい人がたくさんいたのでしょう。私はその長い列を見ながら、寒い中で順番を待っている間に風邪かコロナにかかってしまうのではないか、と正直心配になるほどでした。 また、私の友達や知り合いにも、年末年始にかけてコロナ(オミクロン株かどうかは分かりませんが)に感染してしまった人がちらほらいます。 今はホリデーシーズンが終わり、街中の様子も落ち着き始めていると共に、再度コロナに対して慎重になるよう注意喚起されているので、このまま感染が本当にピークアウトするのか(ワクチンの普及と感染拡大によって集団免疫を獲得した状態になるのか)、状況を見守りたいと思います。 新型コロナ感染者が急増する中、3回目のコロナワクチンの接種、つまりブースター接種が推奨されています。 ニューヨーク市では、年末〜大晦日までに市の運営する接種会場でブースター接種を受けた場合、100ドルがもらえるという奨励策も実施されました。 私自身、この100ドルに惹かれたという訳ではありませんが...、クリスマスイブにブースター接種を受けてきました。私が接種した場所は、マンハッタンのアッパーウェストサイドにあるAmerican Museum of Natural History (自然史博物館)でした。 まさか、恐竜の化石とかに囲まれてワクチンを接種するのだろうか...などと想像しましたが、もちろん博物館の展示スペースとは別の場所にワクチン接種会場が設置されていました。私は事前予約して行きましたが、Walk-inの接種希望者も受け付けており、長い列が出来ていました。予約があっても1時間くらい待ったので、Walk-inの人達はかなり待つ必要があったのではないでしょうか。 […]