- May 8, 2021
コロナワクチン接種(2回目)〜 復活するニューヨーク
1回目の新型コロナワクチンを接種してからちょうど3週間後、5月2日(日)に2回目のワクチン(ファイザー)を受けてきました! 1回目の様子は前回のブログに書きましたが、当日ワクチンを打った方の腕が少し痛くなった以外、これといった副作用もなく済みました。でも、周りの友達の体験やSNSでの報告によると、2回目のワクチンを打った後に高熱が出たり、しばらく体調がすぐれなかったりした人が結構いたようで、正直少し心配でした... 予約の場所と時間は、1回目と同じくマンハッタンにあるJavits Center(ジャビッツ・センター)で午前10時。前回と比べると、会場は明らかに空いていました。ほとんど列もなく、指示される通りにどんどん先へ進みました。 ニューヨーク市では、4月23日以降、16歳以上の全ての人が、市の運営する会場で予約なしでワクチンを接種できるようになっています。既にかなりの市民が少なくとも1回の接種を終えているようです。6月末までに500万人の市民がワクチン接種を完了し、7月1日には市の経済活動を全面再開する計画とのこと。計画どおりに進んでほしいものです。 さて、あまり会場が混んでないことから、受付ブースの人は暇そうで、私は受付の人としばらく世間話(スキンケアのこと笑)をしてから、接種場所に進みました。ワクチンの注射を打ち、カードに2回目の接種完了の記入をもらい、待機エリアで15分ほど待って、あっという間に終了でした。 ワクチンを打った後は終日安静にしていましたが、1回目と同じく腕が痛くなった以外、特に体の異変は起こりませんでした。少し体がだるくなった気がしたものの、4月後半に私の仕事の繁忙期がピークだったこともあり、ワクチンが影響したのかどうかは分かりません。 とにかく、2回のワクチン接種を無事に終えてホッとしています。 上記のとおり、ニューヨーク市は経済活動の全面再開に向けて進んでいますが、既に日本でも報道されているように、ブロードウェイのミュージカルが9月14日に再開されるという発表がありました!劇場の座席数には制限を設けず、100%のキャパシティで開催されるようです。チケットの販売は既に始まっています。 ブロードウェイの劇場が全て閉鎖になったのが去年の3月。実に一年半ぶりの再開になります。やっぱりブロードウェイ・ミュージカルはニューヨークを代表するエンターテイメントですし、まだ今から4ヶ月先の話ですが、待ち遠しいです。 9月と言えば、メトロポリタン・オペラやニューヨーク・フィルの新しいシーズンの開始月でもありますが、同じように再開が決まってほしいと思います。 それ以外にも、ニューヨーク市に本拠地がある大リーグのヤンキースとメッツは、5月19日以降に観客の入場制限を緩和するほか、試合前に球場でコロナワクチンを接種した人に無料の観戦チケットを配布すると発表しました。それも何だかすごいな...と思いますが、ワクチン接種のペースが鈍化しているので、接種を奨励する背景があるようです。 ニューヨーク市の新型コロナ関連データのサイトをチェックしてみると、一日の新規感染者数・入院者数・死者数ともに順調に減少しているよう。 https://www1.nyc.gov/site/doh/covid/covid-19-data.page 5月8日時点で、ニューヨーク市の新規感染者数の過去7日間の平均は約1000人となっています。日本の感覚からすると、ひとつの市でまだそんなにいるの?と思われそうですが、実施している検査数も全然違うんだろうと思います(多分)。 これからますます暖かくなり、開放的になる季節。ニューヨーク市の再開が順調に進むことを祈るとともに、その様子をここでもお伝えできればと思っています。