- April 12, 2021
ニューヨークでコロナワクチン接種(1回目)
前回のブログで書いたとおり、4月11日(日)に新型コロナワクチンの1回目の接種を受けに行ってきました。 私が予約した場所は、マンハッタンのハドソンヤードというエリアあるJavits Center(ジャビッツ・センター)という大きな会場でした。 https://www.javitscenter.com/ 予約時間が朝10時だったので、早めに到着するように9時前に家を出ました(自宅から会場までは地下鉄で30分弱くらい)。事前にネットで調べてみたところ、(ワクチン接種が始まった当初のことですが)Javits Centerでワクチンを打つまで3時間くらい待ったという記事も見たので、待たされた時のために水のペットボトルや本も持って行きました。雨が降る予報だったので、もし外で待たされたら嫌だなぁと思いつつ...。 ところが、会場に着いたらそんな心配も杞憂に終わりました。まず、会場の外や入口あたりには人の流れを整理する係員がいて、接種者はその指示に従ってスムーズに中に入ることができました。 最初に、入口で予約のチケットを見せて、ワクチンの会社(この会場ではファイザーかジョンソン&ジョンソン)によって別の進路に進むよう指示されました。私はファイザーのワクチンを受けました。チケットは、Eメールで受け取ったファイルをスマホで見せればOKでしたが、印刷した紙を持参している人も結構いました。 次のエリアでは、たくさんの受付ブースが並んでいて、指示されたブースの係員に予約チケットやIDを見せ、いくつかの質問(気分は良いか、別のワクチンを最近受けたか、など)に答えました。 その次のエリアには、実際にワクチンを打つブースが並び、指示されたブースへ進みました。私に注射を打ってくれた女性はとても親しみやすい感じで、気持ちを楽にさせようとしてくれているようでした。「あなたは日本人?日本でのコロナの状況はどう?」とか聞いてくれました。注射はあっという間に終わり、ワクチン接種済みを証明するカードをもらいました。2回目の接種は、ちょうど3週間後(5月2日)の同じ時間に自動的に予約されたようでした。 注射が終わったら、最後に待機エリアに案内され、並んでいる椅子に順番に座って、異常がないか15分程様子を見ます。時間が経ったら「帰っていいよ!」と言われて終わりでした。 結局、朝10時の予約でしたが、10時前には全て完了しました。Javits Centerに滞在した時間は、待機時間も含め30分もなかったと思います。 正直言うと、私は昨年受けたコロナの抗体検査で陽性だったので、まだ抗体が残っているんじゃないか?という気持ちがあり、またワクチンの予約を取る際の面倒臭さもあり、接種にはあまり気が進みませんでした。でも、Javits Centerでのとてもスムーズな流れ、それに携わる大勢の人達、ワクチンを打ってくれた女性の明るさ等のおかげで、会場を出る頃には何とも言えない清々しい気分になっていました。 ニューヨーク市は、今回のコロナ感染拡大で大きな打撃を受けました。コロナ以前のように人やビジネスが戻り、元の活力を取り戻すためには、それなりに時間がかかるかもしれません。それでも、過去9.11や様々な出来事から何度も立ち直ってきたように、ニューヨークはまたきっと新しく生まれ変われるだろうという希望や確信を感じさせてくれました。 私自身は、ワクチンの副作用のようなものは何もありませんでした。接種当日、時間が経つにつれて注射を打った方の腕に少し痛みを感じた程度です。 ワクチンの接種完了まであと一回。次回の様子もここで紹介する予定です。