- December 25, 2019
南アフリカ、ヨハネスブルグへ
12月の初旬、仕事で南アフリカのヨハネスブルグに出張してきました。実は、昨年の同じ時期に同じプロジェクトでヨハネスブルグに行ったので、これが2回目の訪問になります。 かなりの長旅になるので、早くから日程を話し合い調整してきたのですが、直前で日程が変更になり、結局は1日の会議のために南アフリカまで行くという弾丸出張になってしまいました... フライト(往路) 今回は、ニューヨークのJFK国際空港からヨハネスブルグのタンボ国際空港まで、南アフリカ航空(スターアライアンス・グループ)の直行便に乗りました。 ニューヨークからヨハネスブルグまで、直行で往路14時間半、復路16時間かかります。日本からは直行便がないようで、シンガポールとかドバイ経由で、片道で丸1日かかるようです。 行きは、ニューヨークを朝10時半頃に出て、ヨハネスブルグに翌朝8時に着くというスケジュールでした。 ビジネスクラスに乗ったので(お仕事ですから...)快適ではありましたが、寝るのには苦労しました。特に、行きは朝発だったので、離陸してから飲み物をもらい食事を食べてしまうと、目が冴えてしまってほとんど眠れませんでした。 空港〜ヨハネスブルグ市内 タンボ国際空港に到着してから、まず現地でスマホを使うためのSIMカードを買いました。入国審査を済ませて到着ゲートを出ると、すぐ近くに通信キャリアのお店があって、どこも観光客や訪問者で混み合っていました。私は、「MTN」という会社のカードを買いました。他に「Vodacom」や「Cell C」というキャリアもあります。MTNにした理由は、他より少し安めだったからです。お店に、データ通信量何GBで何ランド(南アフリカの通貨)という表も貼ってあり、分かりやすかったです。 やっぱり旅行先でのネット環境は大事なので、私は海外に行くときだいたい現地でSIMカードを購入しています。 今回は1日の会議のために1泊するだけなので、ホテルやクライアント先のWiFiを利用するだけでも十分だったかもしれませんが、ちょっと市内をブラブラしたいと思ったので、念のため。 SIMカードを購入したら、すぐUber を呼んでホテルへ移動しました。ヨハネスブルグでは公共交通機関が発達してないので、旅行者は空港〜市内の往復や市内の移動にタクシーやUberのようなサービスを利用することになると思います。空港にはタクシーの客引きがいっぱいいましたが、タクシー料金を現金で払わないといけないようなので(利用していないので実際は分かりませんが)、クレジットカードで支払えるUber は非常に便利です。Uber料金も、ニューヨークに比べるとかなり安いです。 ひとつ気を付けることとして、Uberの乗車場所は空港2階の出発(Departure)レベルになります。 1階の到着(Arrival)レベルにはタクシーがいっぱい止まっているのですが、タクシーの運転手がUberの運転手を攻撃するといった事件が起こっているようで(Uberに仕事を取られるという理由で)、あえて乗車場所を変えているようです。 空港から市内都心までの移動には、以下の写真のような寂れた感じの町並みが続いていたのが印象的でした。Uberの運転手によれば、アパルトヘイト(人種隔離政策)が廃止されて以来、黒人の生活はずいぶん良くなったが、貧富の差はまだすごく大きいとのことでした。その他にも現地の人と少し話しましたが、やはり厳然とした格差があるようで、何となくですがこの国の将来に対して悲観的な見方があるように感じました。 一方で、今回の出張先のクライアントのオフィスは、ヨハネスブルグ郊外のサントンという比較的落ち着いたエリアにあり、広大な敷地内の立派な建物の中にありました。オフィスの中に入ると、アメリカに居るのと全く変わらないような感覚でした。 ヨハネスブルグ市内 […]